KITAKAMI NEWS
【市民ライター投稿記事】夏油高原スキー場に子ども達と行ったら嬉しい&楽しいがいっぱいでした!!
私だけでしょうか。。。
出産をしてから冬山に行かなくなってしまったのは。
行きましょう!!
ということで今回、私は大雪だったある日の暇な土曜日にふと、HPをみて即行で夏油高原スキー場に行くことにしました。
こんなにもお母さん・お子さんに配慮したスキー場だったなんて・・・知らなかった!!
<もくじ>※クリックすると各見出しにジャンプします
③豪雪と和解する日は近い!無料シャトルバスでママも楽々安心移動♪
①辿り着いた先の巨大フワフワ遊具に子ども達は一直線
夏油高原スキー場に到着したものの、私は豪雪吹雪での運転に力を使い果たしてガクガクプルプル。生まれたての小鹿のようでした(笑)
しかし、子ども達は元気そのもの。向かった先の2階のフードコートの扉を開けるなり、私の手を振り払って遊具に走って行きました。。。
それもそのはず。こんな巨大遊具で遊べるなんて♪テンション上がりますよね。そう思って連れてきたのだから、大正解!!
遊ぶ前に、まずはチケットをGETしましょう。
フードコート内のカレー屋さんの隣(ちょうど真ん中くらい)に飛び出たスペースがあります。ここで「キッズエリアを利用したい」と伝えましょう。
1.受付とお支払い(PayPay使えます)
巨大遊具&エリア全体 1時間500円・3時間800円/1人 ※3歳未満不可
トランポリンやプラスチック遊具 時間無制限300円/1人
2.ケースに入ったチケットを受け取ります。
フワフワ遊具は時間制限があるので、終了時間を確認しましょう。
「いざ!参りましょう!!」
実はこちらのフワフワ遊具、秋の「手しごと市」(外部リンク)のイベントで広場に登場していたメイン遊具です。
子ども達は登って滑ってを繰り返し、少し満足したら隣のトランポリンに移動。次はプラスチック遊具。こちらはかなり大きめのタイプで大満足!小さなお子さんでも滑れる高さの滑り台もあります。
遊んだ時間は1時間。あっという間でした。
②ママも感動!!赤ちゃん・お子さんへの嬉しい配慮が至る所に
子ども連れの休日は意外とママの休日にはならない事が多いですよね。
外出するときは、出かける先に授乳室やオムツ交換台・オムツゴミ箱があるかどうか。。。あらゆる事を想像して必要な物を持って行かなければならないママ。特に歳の近い兄弟を連れていくときは大変です。
ここに来て感動した点がこちらです。
●こちらの茶色のテントは「授乳室兼オムツ交換場所」
中を見て私は感動しました。
<感動したポイント>
遊び場の隣にあって兄弟連れのママも安心です
嬉しいハンモックとキャンプ椅子。授乳時の姿勢を保ちやすいです。
さりげないテーブル。赤ちゃんと一緒は荷物が増えるのでとても嬉しい。
●スタッフさん1人1人が親切丁寧です。
子ども連れは何かと授乳室などの必要な設備や場所が気になりますが、こちらのスタッフさんは親切に教えてくれました。
応対していただいたスタッフさんは若いのにしっかりしてて、何か嬉しくなってしまった私です。
●ご飯もキッズプレートがあるので、子ども達もテンションが上がります!
みんなが大好きなラーメンやカレーもあり、比較的子ども達も食べられるメニューが充実しています。
●トイレの中にも嬉しい配慮
<嬉しかったポイント>
トイレに柵付きのベビーベッドがあり小さなお子さんを連れてきても安心です。
オムツ用ゴミ箱があるので、持ち帰らなくて済みます♪
●託児所(現在未稼働)で0歳から6歳位までお預かり保育
現在人手不足から運営を見合わせているとのことですが、0歳から6歳くらいまでの子どもを預かる託児所を稼働させる予定とのことです。
これが稼働したら、
「子どもがまだ小さいからスキー・スノーボードを滑りに行くのは諦めないと・・・」
が覆ります。実際、私は中学生の長男とスキーかスノーボードに行きたいのですが、見合わせ中です。
なかなかここまで保育士さんが来るのは難しいかもしれませんが、稼働できるよう、心から応援します!!
●ちびっ子ゲレンデで安心安全そり滑りを堪能できる
小さなお子さんがご一緒でも大丈夫!キッズゲレンデを毎日無料で開放しています!
スキーセンターの目の前にあり、たくさん遊んで疲れてもすぐに休めます♪しかも入場無料ですので、そり・ミニスキーを持参して豪雪パウダーを楽しめます。
他にも親子で楽しめるスノーモービルやスノーラフティングなどのアクティビティーが充実していて、様々な体験を子ども達と楽しむ事ができます。
●疲れたら癒しの温泉タイム
そろそろ帰ろうかな〜と思って歩いていると大きな「ゆ」のタペストリーが目に入ります。
【料金】
大人:800円
小学生以下:400円
タオルセットレンタル:300円
【期間】
12/9~5/7
【時間】
基本営業時間 10:00~18:00(最終受付17:30)
毎週水曜日 14:00~18:00(最終受付17:30)
ナイター営業日 10:00~22:00(最終受付21:30)
景色も素晴らしいのですが、ママにも嬉しい低張性弱アルカリ性の泉質。湯加減も子どもと入るのに嬉しい37.1度!
まったりゆったり、もう「帰りたくない・・・」と思ってしまいます。
どうやら施設内には「豪」というとてもおしゃれな宿泊場所があるようです。
今度は家族みんなで泊まりに行きたいです。
③豪雪と和解する日は近い!無料シャトルバスでママも楽々安心移動♪
元々、冬は冬で寒くても、スキーやスノーボードの楽しみがあった私の若い頃から早20年。豪雪地帯にせっかく住んでいるなら、ウィンタースポーツを楽しまないのは勿体ない!
しかし!
雪道を車で子ども達と移動するのは何かと不安ですよね。実際、今回私もちょっと怖かったです。豪雪すぎて、辿り着けるか(泣)
後から総支配人の方のお話や公式HPから気づいたのですが、夏油高原スキー場は太っ腹な無料シャトルバスを出しているのです!!
私は毎朝、県内のスキー場情報をラジオで聞いて出勤するのですが、スキー場によってはシャトルバスがあっても2日前までに予約が必要だったり、料金が発生したりします。
夏油高原スキー場は無料で片道各6本のシャトルバスを運行しています!!(くわしくはこちらをご覧ください)
車を置いて行けるので燃料高騰の最中、本当に嬉しい!バスで行きます!!私は和賀町なので、夏油橋か、サンシャインヴィレッジ(水神)から乗りたいです♪
④スキー場の歴史を調べているうちに出会った熱い想いに感動
私が小学校の頃、北上市和賀町には3つのスキー場がありました。山口スキー場(現在:ふるさと体験館)、水神スキー場(現在:水神キャンバス)、夏油高原スキー場。この内、市内各小学校のスキー教室で誰もが行ったことのあるスキー場は現在、夏油高原スキー場だけとなりました。
「夏油高原スキー場」は、1993(平成5)年に誕生したスキー場です。この歴史を調べている中、きたかみ仕事人図鑑(外部リンク)で読んだある記事に感動しました。
「夏油の“雪”を誇りに。 その価値に、さらに磨きをかけて……。 海外も注目するスキー場の挑戦。」
(夏油高原スキー場(株式会社 北日本リゾート)代表取締役 菅原三多英(さだひで)氏の回)から抜粋
「雪があるってすごいこと」 “暖冬”が気づかせてくれた夏油の財産。
(中略)
スキー場に雪が降らないとお客さまは来ませんから、稼ぎたくても稼げない。なんとか資金を集めて、ようやくオープンしたにもかかわらず稼げないとなると……。『ああ、これで俺は終わった』と思いました(笑)」(菅原さん)
しかし、その後に待望の雪が降り、ようやく「夏油高原スキー場」をオープンさせることに。すると……。
「とんでもない数のお客さまがスキー場に来てくださったんですよ。
他のスキー場が暖冬のせいで雪が降らずにオープンできないということで、お客さまは雪のあるスキー場を自分で探して、わざわざ夏油まで来てくださったんです。そのとき、ようやく『雪があるってすごいことなんだ』と気づけました。
(中略)
ここはスキー場で、そこにわざわざ来てくださるお客さまにとっての一番の目的は、やっぱり雪の上で楽しく“滑る”ことなんですよ。そのことにようやく気づくことができた……。『雪があるって本当にすごいことなんだ。この雪こそ私たちの財産なんだ。そこを磨いていこう』とシンプルに思えるようになったんです」(菅原さん)
この記事の全文を読み、夏油高原スキー場のInstagramも見ると納得です。
私もフォローしており、Instagramに夏油高原でカッコよく滑っている写真や、素敵な風景の写真が投稿されるたび「いいなぁ」と思っていました。心の中では「滑りたい」という想いがあったからだと思いました。
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Instagramでも毎日ストーリーズで状況をお知らせしてくれています♪
公式HPではライブカメラも見られるのでとても嬉しい。
北上市は県内でも冬シーズンに入ると雪が多い地域になります。毎日毎日除雪作業に追われて「雪なんてもうお腹いっぱいよ!」と地元の人はよく言います。
しかし、改めてそんな雪の多い地元を大切にしたいと今回の取材や体験を通して思いました。
雪やスキー場があるのは当たり前ではない。
本州トップクラスを誇る豪雪パウダースノーと、ママと子どもに優しいスタッフさんがいるこの施設を応援して行きたいですね。
ナイターやゴンドラ稼働の全14コースでは、初心者から上級者まで満足の本格的なスキーやスノーボードなどのウィンターアクティビティが楽しめます。
是非、家族みんなで、友達と、カップルで豪雪を堪能しましょう♪
いで湯ラインには以前に紹介(内部リンク)した03cafe、水神キャンバス、瀬美温泉も近くにありますので、帰り道にでもお立ち寄りください♪