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【市民ライター投稿記事】冬の北上を楽しむ!豪雪地帯雪遊びin岩崎

2023年2月2日

市民ライター 齊藤比佐代

 

 

 

今年は暖冬だなぁ・・・と思える私は北上在住40年。大人になって、外で遊びたいとかスキー場に行きたい!とか思わなくなってしまいましたが、今年は冬シーズンを楽しむことにしました。きっかけは子ども達です。

 

 

私は、子どもは雪遊びを通じて危険察知能力や五感、想像力、体力などを大きく養えると思っています。「疲れを次の日まで残したくない」と言う大人の事情で、つい子どもを雪遊びへ連れていく腰が重くなりがちですが、それは去年までのこと。今年の目標は「全力で遊びを楽しむ」ことです。

 

 

外に出るのが億劫にならないために今年は防寒グッズを揃えて万全です!
我が家は横川目なので雪は山のようにありますが、以前取材した水神キャンバスの社長からお声がけ頂き、年始オープンのスノーモービル体験に行って来ました。そこでは大人も全力で遊びを楽しんでいました。

 

 

子連れで大人も全力!豪雪ゆき遊び

 

 

夏場の水神キャンバスは8月公開の記事(内部リンク)で紹介しましたが、四季折々表情を変えるこの場所の冬に今回はフォーカスを当ててみました。

 

 

 

 

「水神キャンバス」は、北上市役所から夏油高原に向かって車で25分ほどの場所にあります。この施設が、旧水神スキー場跡地に自然を楽しむフィールドとして開園したのは去年の春のことです。私が初めて取材させて頂いた場所でもあります。

 

 

夏はキャンプやアスレチック、ひまわり畑と竹灯りに加え人気の四輪バギーが楽しめます。一方、豪雪地帯である冬の水神キャンバスは今、スノーモービルの運転を楽しむことができるようになっています。

 

 

スノーモービルって一般の人も運転できるの!?
と興奮気味ではありますが、この辺の人はMYモービルを持っている方もいて、たまに水神の山を颯爽と駆け巡っていく姿もみられるそうです。
運転は四輪バギーと同じで右アクセルの左ブレーキの簡単操作でした!

 

 

 

 

【料金】
初心者コース(10分) 1,500円
園内 一周コース  1,000円
園内コース(15分)  2,500円

 

※中学生からお楽しみ頂けます。(記事冒頭の写真には中学生未満の子どもが写っていますが、写真撮影時のみスノーモービルに乗せてもらったものです)
※防寒対策とゴーグル等を準備していくとより良いです。

 

 

運転が不安な方や小さなお子様にはコチラ!!

 

 

 

 

スノーチューブに乗って楽しむこともできます♪
小さい頃親に連れて行ってもらった雪まつりでチューブに乗ってグルグル回っていた記憶が呼び覚まされました♪

 

 

そのほか、雪山で滑るそり遊びも家で遊ぶよりも何十倍も楽しいです。

 

 

 

 

家にも大きな雪山はあるけれど、どうしてでしょう?
子ども達もテンションが高い上に、私もとても楽しくてついつい一緒に滑ってはしゃいでしまいます♪

 

 

冬山の雪道で気になること

 

 

市内の方でなくても、大人になるとなかなか行かなくなりがちな山方面。冬場の雪山へ向かうとなるとお母さんも少し勇気がいりますよね。
20年以上ぶりに雪山で遊ぶことができた私なりに、雪山にお子さんを連れていく際にみなさんが気になりそうなことにお答えします。

 

1.雪の量や天候はまちなかと比べて違うのだろうか?

→雪の量も多いし、天候も違う場合があるのでしっかり防寒対策をしましょう。

 

2.車がねこまる(雪に埋まって動けなくなる)んじゃないかと不安。

→(あくまで個人の経験・感想ですが・・・)私は軽自動車ですが大丈夫でした!4WDであればなお安心だと思われます!車の保険でロードサービスに加入しているか念のため確認しておくことをおすすめします。

 

3.水神キャンバスやその周辺には暖房や飲食ができる場所はある?
→水神キャンバス内の工房喫茶パレットで暖をとることができますし、焼き芋や飲み物があります。近隣では03cafeさん、瀬美温泉さん、古民家カフェ小昼さんがあります。

 

 

焼き芋の食べ比べ

 

 

 

 

水神キャンバスでは、みんなが大好き「焼き芋」の食べ比べもできます!!
正直こんなにも種類があることは私だけではなく長男も知りませんでした。学ぶこともあるんだな〜と実感しながら、

 

 

いざ実食!!

 

 

今回は安納芋と紅はるかの食べ比べをしたのですが、私と長男で好みが分かれました。

 

 

【安納芋とは】

ネットリしっとりしていて、甘い焼き芋、といえば多くの人が安納芋と答えるのではないでしょうか。鹿児島県の種子島の特産として知られています。

 

 

【紅はるかとは】

「はるかに甘い」というのが名前の由来のようで安納芋より“ほくほく感”があって幅広い層から人気の品種です。

 

 

 

私は紅はるか派、長男は安納芋派、その下のオチビーズは食べる専門家。
食を通じて学んだり感じたりすることができました。芋は仕入れ状況によって食べ比べの品種が異なってくるということで、その日何があるかを楽しみに行ってみるのもまた醍醐味です。

 

 

石焼き芋は仕入れ価格によって100gあたりの料金が変わってくるのですが、1月頃は100g180円でした!大きめのを買うとだいたい500円くらいになるかなと思います。我が家は3人分小ぶりで700円くらいになりました♪

 

 

 

 

焼き芋を購入して、薪ストーブにあたりながら食べることもできます。

 

 


<お知らせ>

2月下旬以降本格始動していくそうで、Instagramや公式HPなどで内容を公開しているそうです。春にはシェア農園を開園するそうなので是非ご来場ください。


 

 

冬を全力で楽しめる市内旅行プラン

 

 

1月12日にニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に「盛岡市」が選ばれましたが、こんなプランで北上に寄り道はいかがですか?

 

 

もしも1日子どもと全力で遊ぶなら・・・
サンタハウス(外部リンク)に泊まって、水神キャンバス(外部リンク)で遊んで、瀬美温泉(外部リンク)につかって、帰りに03cafe(外部リンク)でクッキーをお土産に買って帰ります。市内旅行を全力で楽しめる最高な場所です。

 

 

子どもの頃は学校終わりにナイタースキーで遊ぶのも普通で、雪遊びが今よりも身近なものでした。雪ならではの事件事故も少なからずありましたが、危険を察知したり回避する方法・能力を自然と学んでいた気がします。せっかく雪国にお嫁に来たら、引っ越してきたら、是非お子様やお孫さんと一緒に、もちろんカップルでも、雪山を全力で楽しんでみてはいかがでしょうか?