KITAKAMI NEWS

【市民ライター投稿記事】突如現れた謎の看板にせまる

2022年12月23日

市民ライター 松倉 愛

こんにちは。
市民ライターの松倉です。

 

 

朝起きて窓の外みたら
雪がー―――!
ついに雪の生活に突入ですね。
今年は、雪かきグッズを新調して準備万端です。

 

 

 

 

以前、私のお気に入り公園、
詩歌の森公園の記事(内部リンク)を書いていたのですが

 

ある時期からお散歩コース内に
こちらの看板が出現しまして

 

 

 

 

詩歌の森公園好きの方なら

 

 

きっと気になっているはず!

 

 

と思い調査してきました。

 

 

詩歌の森公園に行ったことない。知らないよー。って方は、
以前の記事で公園の魅力をお伝えしているので
ぜひ読んで興味をもってもらえると嬉しいです。

 

 

駐車場もあるので、
車の方も来やすいし、隣接している図書館には
本以外にも雑誌や漫画もおいているので、
公園でお散歩ついでに図書館に行って本を読むのもいいと思います。

 

 

本題に戻りまして、
さっそく謎の看板に名前がのっていた
スパット北上さんへ連絡をとり
お話を伺うことができました!お忙しいところありがとうございました。

 

 

▲スパット北上さん

 

 

株式会社スパット北上は、北上市内にある企業で
産業廃棄物処分業のお仕事のかたわら、
環境保全活動、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

 

 

いろいろお話を伺っていると、偶然にも前回記事(内部リンク)の鬼っジョブおしごとパークにも参加されていたそうです!

 

外のブースで、重機や車両体験を行っていたそうです。楽しそうですね。
ではインタビュー開始です。

 

Q.今回この実験を行うことになった経緯を教えてください

 

 

北上市ではものづくり企業チャレンジ支援事業補助金というものがあり
それを利用して詩歌の森公園の池を綺麗にしていこうとする運びとなりました。
キレイな公園にあうキレイな池になるよう、日々取り組んでいます。

 

 

Q.どのようにして、池をキレイにするのですか?

 

 

池の中にスーパーソルという軽量発砲資材を散布し
ナノバブルと循環ポンプを使用し池の水を循環させています。
スーパーソルには細かい穴が空いており、そこが微生物の住処となり
微生物の力で水をキレイにしていきます。

 

 


スーパーソルとは
ガラスびんをリサイクルしてできた、軽量発砲資材。
環境にやさしい浄化資材で、土を改良したり、
水を綺麗にしたり、盛土資材として用いたりなど様々な場所で活躍してます。


 

 

▲スーパーソル 石みたいに見えますが持ってみると、とっても軽いです。

 

 

池の脇にあるボックス状の建物は太陽光発電を行っていて動力源になっています。
環境への配慮を意識しながら実験を行っているそうです。

 

 

 

 

Q.ズバリ最終目標は?

 

 

目指すはコイの見える池です。

 

 

そうなのです。実はこの池コイがいるんです!

 

 

知っている人いましたか?
私は今までまったく気づかなかったのですが、
この日お話を聞きながら池をみていたら私も発見することが出来ました。

 

 

資料をみせてもらうと8月から毎日巡回に来ていて、
ポンプの確認や定点写真で記録などを丁寧に行っており
この事業への意気込みが感じられました。

 

 

担当の阿部さんは、水深が浅く池底の藻の色が見えるので透明度が分かりにくかったり、
雨が降ると枯葉や泥水が池に入ってくるので思ったより成果を出すのが難しいとおっしゃっていました。
ただ、定点写真をみせてもらうと実験当初より少しずつ池がキレイになっているのを感じました。

 

 

▲11月29日の池の写真

 

 

8月から始まっているこの事業。
実験期間終了の3月までにこれからもどのように変化していくのか楽しみです♪

 

最後に
スパット北上の方は、子ども達が住みやすい街にしたいとおっしゃっていました。
子ども達や地域のために様々なことに取り組んでいる思いが伝わります。

 

 

ありがとうございました。