KITAKAMI NEWS
ゲスト10万人を迎えるその日を夢見て
(広報きたかみ令和元年8月23日号転載)
ゲストを10万人迎えるその日を夢見て
鹿糠 さつきさん
鹿糠さんは市のコミュニティFM「きたかみE&Beエフエム」でメインパーソナリティとして活躍しています。
同エフエムは7月30日で開局1周年を迎えました。
この仕事を目指したのは、大学在学中のアルバイトでの体験がきっかけでした。
イベントで着ぐるみを着るはずが、急きょMCをすることに。
何の準備もなく、うまく進行できませんでした。
「この時の悔しい経験があったから続けることができました」と当時を笑顔で振り返ります。
半年間ほどMCを務めると、会場の雰囲気や様子を見る余裕が生まれ、人前で話す楽しさに気が付いたと言います。
卒業後はラジオ局やイベント企画・運営会社の仕事を経て、昨年、同エフエムを運営する北上ケーブルテレビ(株)に入社。
開局当初からメインパーソナリティを務めるほか、番組やCMの企画、編集など幅広く仕事をしています。
「みんなで企画をして局を装飾したり、コスプレをしたりと見えないところも凝っています」と笑顔で話します。
開局2年目となり新たなメンバーを迎え、番組編成も一新した同エフエム。
「リスナーのメッセージやパーソナリティ、ゲスト、生放送も増えて、番組内容が充実してきました。リスナーやゲストとのやり取りが日々楽しいですね」と話します。
リスナー目線を忘れないよう常に意識しているという鹿糠さん。
「聴く人が想像を膨らませられるように説明の仕事や言葉選びに注意しています」とプロらしい一面ものぞかせます。
「ゲストを10万人迎えるのが私の夢。皆さんスタジオに遊びに来てくださいね」といたずらっぽく笑い、同エフエムの合言葉「まずはやってみよう」の精神でチャレンジし続けます。