KITAKAMI NEWS

大事な人を想いながら作り、贈る喜びを

2019年3月27日

広報きたかみ


(広報きたかみ平成31年3月22日号から転載)

髙橋かおるさん(上野町在住)は昨年10月から、県内でも珍しい、アイシングクッキーとイラストパンの教室「Myoppy」を始めました。
市の「起業家チャレンジ支援事業」ビジネスプランコンテストで優秀賞を受賞し、新しいスタートを切りました。

 

イラストパンは金太郎あめのようにどの断面でもイラストがあるパンとのこと。
一方、アイシングクッキーはカラフルなクリーム状のペーストなどでデコレーションしたクッキーのことです。
今は市内のカフェを間借りし、市内外から集まった20代から50代の女性や子どもたちに「作って楽しい、食べておいしい」お菓子を教えています。

 

髙橋さんは宮城県出身。大学進学を機に岩手県に移り住みました。
北上市や奥州市で英語教諭として約20年間教壇に立っていましたが、子育てのため転勤のない新しい道を目指すことにしました。

 

小さい頃からお菓子作りが大好きだった髙橋さん。せっかくなら好きなことを仕事にしたいと、イラストパン講師の資格を得るため、東京都内のパン教室で腕を磨きました。また、知り合いに紹介されたアイシングクッキーにも興味を引かれ、同時に技術を習得。
昨年9月には「起業家チャレンジ支援事業」に応募し、事業を形にすべく研修に取り組みました。

 

「娘3人と楽しくお菓子作りをしたときの気持ちや情景が教室の理想」と話す髙橋さん。「皆さんにプレゼントする楽しさを味わってほしい」とお菓子作りの魅力を話します。

「今こうして好きなことを仕事にできるのは、出会った人たちのおかげ」と感謝を忘れません。
「まずは事業を軌道に乗せること」としっかりと前を見つめていました。

 

教室の予定など詳細は公式instagram「myoppi216」または、cafe TAIMEIKAN(電話0197-72-8177)まで

 

 

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