KITAKAMI NEWS

スノーパークを国内外でプロデュース

2019年2月28日

広報きたかみ

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(広報きたかみ平成31年2月22日号から転載)

プロスノーボーダーの石川 敦士さん(千葉市在住・41歳)は、 夏油高原スキー場でスノーパークのプロデュースを行っています。

 

スノーパーク(パーク)とは、 ジャンプ台やレール、ボックスなどのアイテムが設置されているコース上のエリアのこと。冬季オリンピック種目 「 スロープスタイル 」 でも使用されています。

同スキー場の魅力を「雪の量が多く、ツリーランコースなど、国内で数少ないコースがある」 と語る石川さんが、同スキー場を初めて訪れたのは3シーズン前。パークをプロデュースしていた友人から協力の依頼を受けたことがきっかけでした。

パークを作るときに心がけていることは、ジャンプの浮遊感とアイテム間の流れがスムーズになる構成にすること。ジャンプ台のサイズも同スキー場の客層に合わせ作製しています。

 

プロサッカー選手を目指し練習に励んできた石川さんは、高校3年生のときケガによりその道を断念することに。将来を考えたとき、始めたばかりのスノーボードがとても楽しく、このスポーツを仕事にしようと決意したそうです。

その後 「 TOYOTA  BIG  AIR」 など数々の大きな大会で成績を残しながら、スノーボード界で活躍してきました。現在は、新潟県や中国など国内外のパークプロデュース、各地のバックカントリー(自然の山を滑走すること)での撮影など、活動は多忙です。

 

スノーボードの魅力を 「生涯できるスポーツ。スピード感や浮遊感、パウダースノーを 滑るときなどは、とても気持ちが良く、非日常を味わえる」 と話します。
岩手を千葉、新潟に続く第三の故郷と話してくれた石川さん。 「生涯、スノーボードを続けていく 」 と語っていました。