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【市民ライター投稿記事】ママの自分メンテ時間を確保する方法を発見! 北上市のファミリー・サポートがママに最高な理由3つ
ママの自分メンテ時間を確保する方法を発見!北上市のファミリー・サポートがママに最高な理由3つ
何度か、スマホの検索で「ママ リフレッシュ 方法」など検索した事がある、3人子育て中の齊藤です。
ママの皆様、そのご家族の皆様は、ママが倒れた時を想像した事があるでしょうか?
ママは決して頑丈で万能な生き物というわけではありません。きちんとメンテ(メンテナンス)をしなければ、いつかどこかで支障が出る事があります。
いつだってママは家族の事を先に考えて自分の事は後回しにしがちですよね。
安心して「リフレッシュしてきてー!」というサービスはないだろうか!!?
ありました!!
安心して子どもを預けられリフレッシュできる北上市の取組を、悩めるママ達へご紹介したく私と子ども達が実際に体験し、記事にしました。読んで頂くことで、リフレッシュできる方法がつかめたら嬉しいです。
1.ファミリーサポートの活用がママに最高な理由3つ
自分の時間ができると、やりたい事がたくさん出てきますよね!ファミリーサポートを体験した私が、皆さんにおすすめしたい理由が3つあります。
①ママが笑顔になるためには、ママ自身がリラックスしていることが大切だから。(個人的見解)
共働きが多いこのご時世で、仕事・掃除・洗濯・料理・育児でお風呂にすらゆっくり入れなかったりママ的メンテナンスの時間を見つけるのは難しい。実家に頼むとしても、なかなか頼り辛かったり、遠方だったり、問題を上げたらキリがない程。上の子がいつも我慢している姿を知っていながら、下の子に手がかかる事で自己嫌悪になったり。子どもの「やりたい」事が物理的に難しい状況だったりして思い悩むこともあります。
ゆっくり買い物がしたい、上の子の大会や試合・運動会を思いっきり応援してやりたい、 髪を整えたい、といったことを思ったり、
PTA会合は子連れ不可!?、習い事に送って行けなくて断念。。。と日々の出来事に忙殺されることもしばしば。
そんななかで、自分をメンテナンスをすると自然と笑顔になれますよね
今回、ファミリーサポートを実際に私が体験してみて、罪悪感なく預けられて自分の時間を作る事ができると実感しました。
②転勤で初めての土地に来て子育てが不安な方が安心できるサービスだから!!まずは会員登録を
北上市には工場など働く場所がたくさんあり、新年度を迎える頃多くの人が行き来します。ご主人の転勤でいらした奥さんとお子さんは、入園・入学手続きや生活に必要なお店などの場所を把握するので頭がいっぱい!お子さんが小さいとなお大変と思います。
そんな右も左もわからない不安がストレスになってしまいますよね。こうした時には、ファミリーサポートを利用して、ご主人がお休みの日に夫婦で街を一緒に探索すると問題の解決になるかもしれません。不安を夫婦で分かち合う時間は、きっと必要です。
③産後、自宅に来てくれるから !食事や買い物、掃除!
これから出産を控えている方には「産後サポート」がおすすめです!
実母が遠方にいらっしゃる方だと、サポートを頼むことがなかなか難しかったり、頼める期間が短い場合があるかもしれません。産後サポートとファミリーサポートも活用し、加えて以前記事(内部リンク) で紹介した「なないろキッチン」のサポートもおすすめです!
こう言い切れるのは、この先に書いている実際に体験した内容があるからです。
知らないよりは、知っていた方がいつかタメになるかもしれません。
2.ママだって自分メンテしたい!を叶える仕組みを発見・登録
そもそも「北上市ファミリーサポートセンター」とは何なのか?
ファミリーサポートセンターとは、子育てを応援できる方(あずかり会員、産後サポーター会員)、子育てを応援して欲しい方(おねがい会員、産後ママ会員)が会員登録し、センターのアドバイザーが条件や要望に合った会員を紹介する育児支援ネットワークです。
<サポート内容や料金についてはパンフレットまたはコチラをご確認ください。>
存在自体は3番目を出産した頃にパンフレットを見かけて知っていましたが、うちの子ども達はやんちゃだし人に預けられるのだろうか?と実行まで至りませんでした。
しかし、2年前に自らが過労で救急車で運ばれる事態となり、「自分メンテしなきゃな」と思うようなったのです。
今回行動に至ったのは…美容院に行きたくて、、、
他の人から見たら「そんなのできるでしょ〜」とか、「祖父祖母達に預かってもらえるでしょう」と思う方もいるかもしれませんが、それが容易でないママも世の中にはいます。
他にも、ママ達は子どもが小さいうちは諦めざるを得ない事がたくさんあるのです。歯医者に行きたい、髪を切りたい、ネイルしたい、ちょっと美味しい所でゆっくりご飯を食べたい、スキーに行きたい、ゆ〜っくり温泉に浸かりたい。どれも自分のタイミングで行動することは難しいものです。
しかし、どこか心の中で「ママってそういうものでしょ?」と思っている所、思われている所があるのでは無いでしょうか?子どもと一緒に楽しめてももちろん楽しい!でも自分の時間を少しでもいいので、あったら嬉しい!罪悪感なしで!と私の心はダダ漏れ状態です。
まずは相談のために、hoKkoへ行ったのでした。
3.実際に利用してみました
Step1 おねがい会員/産後ママ会員の登録をする
平日の9:00〜17:00の間にhoKko2階へ向かい「ファミリーサポートの登録です」と伝えます。
おねがい会員とはサポートを受けたい親がなる会員のことです。登録は無料です!!
登録には名前や住所、子どもの年齢(生後2ヶ月〜小学校6年生まで)、登園・登校している園名・学校名を記載します。アレルギーの確認もありました。
パンフレットを用いながら親切丁寧に説明をして頂きました。
登録時間は、私の場合は質問が多かったので大体30分程度かかりましたが、一般的には20分程度のようです。
今回は記事の〆切もあり、タイトなスケジュールでしたが以下の内容で利用申込をしました。
日時:2月XX日(日) 10:00-12:00(2時間)
預けたい人数:下の子2名
この内容で受入可能な「あずかり会員」さんをファミリーサポートセンターが探してくれ、状況について連絡を頂くことができます。
私の場合は翌日ファミリーサポートセンターより連絡を頂き、あずかり会員さんが見つかったので「事前打ち合わせ」の日程を決めました。
Step2 事前打ち合わせは、子どもと一緒にあずかり会員さん宅で顔合わせ
「事前打ち合わせ」では実際に預ける子どもと、親とファミリーサポートセンターの方が一緒にあずかり会員さんのご自宅に行きます。(初回1回のみ。あずかり会員さんが変わる都度顔合わせをします)
ドキドキしながらお邪魔しましたが、子ども達は入るなり早速遊び始めて驚きました!お部屋にはおもちゃや絵本もあり、詳しい説明の最中も「ね〜ね〜見て〜」とあずかり会員さんや、ファミリーサポートのお姉さんへ積極的過ぎるくらいアピールをしていました。
「子ども達は大丈夫そうだ。。。」
「ファミリーサポートセンターのしおり」を頂き当日の持ち物や、キャンセルが発生する場合、物の破損や怪我が発生した場合など詳しく説明を受け、気になる点の質問もでき、私の不安は安心に変わったのでした。
打ち合せは1時間近くでしたが、 実際に預ける日を心待ちにする事となりました。
我が家のちびっこザウルスでも安心な理由
実際に、預かってくださる方とお会いすると「子どもが大好き」である事がよく分かりました。
- ・打ち合わせ中も、子ども優先である
- ・やんちゃな子もいるけど、一緒になって遊ぶから大丈夫
- ・私を担当して下さったあずかり会員さんはあずかり歴10年を超えたベテランさんでした。
- ・年3回の講習会で救命救急講座や子どものお世話の方法、栄養や食生活など受講をしています!
- ・「大好きなお母さんと離れるんだもん、泣いて当たり前だよ」と泣くのが仕事とよくいうけれど、本当にそう思ってくれている人に初めてお会いしたと思いました。
最初の事前打ち合わせで、子ども達は「帰りたくない!」になるレベルで気に入った様子で、あずかり会員さんのご自宅に行く日を指折り数えて楽しみに待っていました。私も半年ぶりに美容院を予約しました
Step3 あずかり前日・当日は準備をしておこう
なんと、心待ちにしていたお姉ちゃんが前日夜から発熱し、あずかり会員さんへ連絡。「2人だったのですが、お姉ちゃんが発熱しまして、1人になりますがお願いしたいです」キャンセルについてもルールがあるので、しおりをよく読んで対応しましょう!
※こちらの内容は会員になった後に頂けるしおりに記載されています。
取り消し日 | キャンセル料 |
前日までの取り消し | 無料 |
当日の取り消し | 基準金額より算定した 予定金額の50% |
無断取り消し | 基準金額より算定した 予定金額の全額 |
この日、私は美容院を予約しておりましたが、お姉ちゃんを病院へ連れていくことに。元気な子は病院では暇ですし連れていくのも大変なので、今日は3番目だけ預かってもらう事にしました。
預けにいくと、とても嬉しそうにあずかり会員さんのご自宅にスタスタと入って行ったのでした。
今回は2時間でしたが、あっという間でした。空いた時間で買い物もできて、美容院は行けなかったものの満足感があり、疲労感が少なくとても良かったです。
お迎えに行ったのに「まだ帰りたく無い!!!」と言われた時は、よっぽど楽しかったのだと今日の活動報告を頂くより先に感じたのでした。
あずかり会員さんからは乳児期並みの連絡帳のような活動報告書をいただけます。
最後に利用料金をお支払いして預かりは終了。
子どもからも、「ブロックで遊んで、お散歩して、大きなお兄ちゃん達とお話したよ〜こっちで」ととても楽しかった様子が伺えました。そして、何となく成長したように感じられました。
発熱していた娘も「私も行きたかった」と連呼するので、治ったら今度は2人で行こうね!と約束をしました。
このファミリーサポートは、平成15年からスタートしており、なんと20年もの間継続して支援を続けて来ているのを知って更に驚きました。まだまだ知らなかった人や知っていたけど私のように気になっていた方が沢山いらっしゃると思います。「子育て=大変」から「楽しい」に変わっていけるサービスだと私は思います。
最後に、あずかり会員さんへ取材中、私が泣きそうになるくらい心に沁みた言葉を紹介します。
各種リンク(北上市公式HPより)