KITAKAMI NEWS

きたかみフォトコンテスト2023 受賞作品発表!

2023年12月28日

北上市

 

きたかみフォトコンテスト2023に応募いただいた皆様ありがとうございました。

451点にのぼる応募作品から、各賞受賞作品が決定いたしましたのでお知らせします。

 

なお、北上市では、フォトコンテスト期間に関わらず、インスタグラムでの「#kitacoming」を付けた北上市の魅力的な写真の投稿を募集します。

市公式インスタグラムアカウントでリポストすることもありますので、引き続き、当市の魅力発信にご協力をよろしくお願いします!

 

 

<インスタグラム部門大賞>

 

 

タイトル:たちはだかる雲

撮影者:夢太さん

コメント:この写真は、なんか凄い曇になっているなと妻を家から外に連れ出してパシャリと撮影してみた一枚でした。まさかの受賞に入道雲を見た時と同じ様に驚いております。数々の素晴らしい写真の中から選んで頂き誠にありがとうございました。

 

審査員 高橋怜子さんより:写真を見た瞬間に”あーー!いつも夏にみる入道雲だ!!”と思いました。私の家から東側の空にもくもくと立ち昇る入道雲は夏の風物詩です。熱せられた空気が上昇し、積乱雲へと発達すると辞書に書いてありました。早池峰の峰にそって立ち上る大きな雲に東北の短い夏の憂いを感じるのは私だけでしょうか。

作品をみると手前に青々とした林と麦わら帽子を被った女性が写っています。女性は後ろ向きですが、大きな雲に圧倒されている表情が手に取るように想像できます。何気ない日常の一コマですが、数ヶ月前の夏の真ん中に引き戻され、見入ってしまいました。見る人を惹きつける素晴らしい作品です。

 

 

<カメラ部門大賞>

 

 

タイトル:朝陽に向かう。

撮影者:宮前 行男さん

コメント:この度は大賞を頂き誠にありがとうございました。この作品は朝陽に向かう始発列車を横川目の蛭川跨線橋から撮影しました。日の出時間と列車の通過時間を合わせるため、何度か足を運んで一瞬を捉えた風景です。高橋怜子先生のコメントを拝見し、嬉しく思いました。これからも北上市の自然豊かな情景を写真に残したいと思います。ありがとうございました。

 

審査員 高橋怜子さんより:朝焼けに僅かに霞がかかり、なんとも言えない色を表しています。私は以前、北上線で横手まで向かう途中、早朝に同様の景色をみた記憶があります。この儚い色はそんなに長くは続かず、数分で変化してしまいました。

おそらく、この写真もそんな一瞬を捉えた1枚なのではないでしょうか。

通勤、通学、旅人を乗せた列車がその中を走っている。天候・時間・列車の有無などを考慮しても、いつでも撮れるわけではない、大袈裟ではなく、この一瞬を捉えたのは奇跡なのだと思います。

 

 

<インスタグラム部門ウエスタンデジタル賞>

 

 

タイトル:秋空に舞う あおあかしろくろ

撮影者:bachelor_girl_0806さん

コメント:受賞の一報に大変驚いています。そしてありがとうございます。写真は北上市立鬼の館芸能公演2023の鬼柳鬼剣舞さんの公演を撮影したものです。大人達と一緒に舞う鬼柳鬼剣舞少年団のリーダーを切り取ってみました。今後も民俗芸能の写真を撮影紹介し後継者不足対策などのお手伝いが出来たら良いなと思っています。

 

審査員 ウエスタンデジタルジャパンより:とてもセンスの良い瞬間が切り取られた、躍動感ある作品です。特徴的な鬼剣舞の衣装が、今年の作品テーマである「きたかみの“いろ”」を表現していると感じます。真剣なまなざしで鬼剣舞を舞う少年のこの瞬間は、美しい記憶として彼の心に刻まれるのではないでしょうか。

 

 

<カメラ部門ウエスタンデジタル賞>

 

 

タイトル:生きがい

撮影者: 小笠原 大介さん

コメント:この度はありがとうございます。大好きな北上市の魅力を写真を通して発信できたらうれしいです。

親子の生きがいでもあるカメラ。父と展勝地のアジサイを撮影したときの写真です。美しい展勝地のアジサイに包まれた父が、夢中に撮影をたのしんでいる様子がとても愛おしく感じました。貴社のSDカードを父にプレゼントして、親子でたくさんの思い出を写真に刻んでいきたいとおもいます。

 

審査員 ウエスタンデジタルジャパンより:「あじさい都市きたかみ」にふさわしい、しかも登場人物のストーリーを感じることの出来る作品です。お花の撮影が趣味なのでしょうか、ご自身で最も美しいと思われるアングルを探しているその様から、被写体の熱意と誠実さが伝わります。当社の広告に使用したいとも感じた素晴らしい作品です。

 

 

<フォトコンテストの概要>

1.募集テーマ
『私の知っているきたかみの“いろ”』
色彩、景色、特色、音色、色褪せない思い出、優しい色、元気な色…。
人物、風景等問わず、市内で撮影されたあなたの知っている北上の“いろ”を表す写真を募集します。

2. 募集期間
令和5年6月27日(火)から11月5日(日)まで

3. 応募総数
インスタグラム部門395点、カメラ部門56点 計451点

4.各賞と審査員
北上市が一次審査で選定した各部門10作品から、二次審査により以下の賞を選定。
・大賞(各部門1作品ずつ)
審査員:高橋怜子氏(北上市在住の水中写真家。2018年ナショナルジオグラフィックの写真コンテストで日本人初のグランプリ受賞)
賞品:市が用意する北上市の名産品・銘菓等の詰め合わせセットのうち希望するもの1セットを贈呈
・ウエスタンデジタル賞(各部門1作品ずつ)
審査員:ウエスタンデジタルジャパン
賞品:サンディスク製品を贈呈

5.協賛事業者さま(敬称略、順不同)

ウエスタンデジタルジャパン

CAFE WILLOWS

・CAFE LAube

多機能事業所ito