KITAKAMI NEWS

子どもの健やかな成長を願いおもちゃを手作り

2022年12月23日

広報きたかみ

(広報きたかみ令和4年12月23日号転載)

 

子どもの健やかな成長を願いおもちゃを手作り

髙橋 勇幸(ゆうこう)さん

 

髙橋勇幸さん(89歳・和賀町長沼)は自作の風車や万華鏡、木工玩具などを市内外の幼稚園・保育園に無償で贈り、子どもたちや保護者を喜ばせています。

 

髙橋さんが制作に没頭したのは70歳の頃から。

万華鏡の作り方を紹介するテレビ番組が目に留まり、見よう見まねで作ったことが始まりです。

そこから物作りに魅了され、風車や木工玩具なども手掛けてきました。

 

 

子どもに楽しんでもらおうと、次第に市内外の園におもちゃを贈るようになりました。

多いときは1回で約300個を届け、今までに寄贈した数は千個以上。

園からは多くの感謝状が届き、1つ1つ大切に保管しています。

 

 

髙橋さんはほぼ毎日作業を行い、1日の制作時間は4時間程度。

自らから入手した材料を自宅の機材で形を整えてから組み立てており、黙々と作業する手先からは優しさと繊細さが伺えます。

意識していることは、どうしたら子どもの興味が湧くかを考えること。

シールを貼ったり色を塗ったりと、髙橋さんが作ったものは色鮮やかで、目を引くことに趣向を凝らしています。

 

 

また、物作りを始めた頃に少年少女発明クラブに入会。約15年間、仲間と物作りを教え合いながら会員の子どもたちとも交流を深めました。

 

30代で病気に見舞われ、思うように体を動かせなかった経験から「今こうして好きなことで子どもたちに喜んでもらえることは幸せ。これも健康だからこそ」と顔をほころばせます。

 

 

「今後も作り続け、子どもたちに届けたい。おもちゃが欲しい人には好きなのあげるじゃ」と笑顔で話す髙橋さん。

今後も思いを込めて作ったおもちゃを通じ、子どもたちの健やかな成長を願います。